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【あいけん研修会】秋野先生と萩野先生よる講演

あいけん顧問弁護士でお馴染みの秋野卓生先生を講師に招き、第18回あいけん研修会を開催しました。 

『建て主のダメ出しタダでどこまで直す』をテーマに、住宅の完成時に建て主からの補修工事の要望にどこまで応じるのかについて萩野先生に解説していただきました。 

秋野先生は、『無償補修に応じるかの明確な基準は瑕疵(契約不適合)かどうかである。しかし、全く応じないわけにはいかないと考え工事を行う、一度応じたばかりに度を過ぎたクレームになり、このままでは工事の利益が吹き飛んでしまうと云う事例が後をたたない。回避するためには、住宅が完成したことを証明する【竣工検査立会証】の作成を勧める。この書面を取り交した後の補修はアフターサービスと位置づけられる。また、新しい民法では、契約不適合が発生した場合、建て主は追完請求をしてから拒否された場合に損害賠償請求すると云う2段階ステップを踏むので、最初の追完請求の段階で解決を図るのが大切である』と説かれました。 

萩野先生より名古屋事務所の相談事例として、断熱材等の施工不良、台風で濡れた建築中の構造材の交換要求、屋根・外観の形状間違いや天井高の間違い、建物の配置間違い、リフォーム工事中に大雨で内部がずぶ濡れになったなどを上げ、その対策と解決方法について説明がありました。そして、初期対応の大切さと書面作成の必要性を説かれました。

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