現在の大工工事では高圧コンプレッサーが一番コストが掛かると言われております。
そのコンプレッサーを少しでも長く使うためにはどうすべきか?
間違った解釈をされている方もおられるようなのでお話させていただきます。
 

コンプレッサーを長持ちさせるには【出来るだけ無理をさせないようにする】ことです。

そのための5つのポイントを紹介いたします。

 

1.少しでも電源環境の良い条件で使う。

延長コードはできるだけ太く短くする。タコ足は避ける。元電源が遠いときはホースを伸ばす。

2.運転時間を減らすために作業の水抜きは0気圧までではなく水が抜けたらそれ以上抜かない。

これを行なうと1回で運転時間を5分減らせるので、年間25時間も違ってきます。

3.作業に支障の無い範囲で可能な限りタンク内の気圧を低めにする。

最近のコンプレッサーはモードが変えられるのでAIモードやナビモードあるいは内装モードを使うことを推奨。

4.空気消費量を減らすために使用圧力を必要最低限に下げる。

20気圧で打てるところを25気圧に上げる方がいますがこれだと計算上20%余分にエアを消費します。
”圧力を上げると早く打てる”を勘違いされている方がいますが実際は早くエアが無くなります。

5.コンプレッサーは高温に弱いので直射日光下は避ける。できるだけ風通しの良いところに置く。

 
すでに実行されている方も多くなりました。
ぜひご参考にしてください。